4600万円詐取疑い3人再逮捕 東電賠償金、合計金額は9億円に

 

 東京電力福島第1原発事故による営業損害の賠償金約4600万円を東電からだまし取ったとして、郡山署は17日午後、詐欺の疑いで韓国籍、郡山市、東洋健康センター社長、男(62)=詐欺罪で公判中、須賀川市、無職、男(64)=詐欺罪で公判中、同市、会社役員、男(55)の3容疑者を逮捕した。東電の賠償金を巡る一連の詐欺事件で、62歳容疑者男の逮捕は9度目、64歳容疑者男は4度目、55歳容疑者男は2度目。

 再逮捕容疑は、共謀して2012(平成24)年12月中旬ごろと13年6月中旬ごろの計2回、55歳容疑者男が経営していたコンビニエンスストアが原発事故の影響で営業被害があったとする、うその書類を東電に提出し、賠償金約4600万円をだまし取った疑い。

 捜査関係者によると、55歳容疑者男のコンビニを巡る賠償金不正請求は計3回で約6300万円。いずれも震災後の売り上げを実際よりも少なく書類に記し、東電に賠償金を請求していたとみられる。賠償金の一部は62歳容疑者男64歳容疑者男に手数料として支払われていた。今回の逮捕で、62歳容疑者男が関わる賠償金詐欺の合計金額は約9億円に上る。

 福島地検は17日、別の詐欺事件で逮捕されていた62歳容疑者男64歳容疑者男55歳容疑者男3容疑者を処分保留で釈放した。