「福島第2原発」全基正式廃炉へ 東京電力、近く福島県に打診

 

 東京電力が、福島第2原発(楢葉町、富岡町)の全4基の廃炉を正式決定する方針を固めたことが19日、関係者への取材で分かった。近く内堀雅雄知事に打診し、月末に予定する取締役会にかける。廃炉完了には40年以上かかる見通しという。費用は約2800億円を見込んでいる。原発事故を起こした福島第1原発を除けば、東電が廃炉を正式決定するのは初めて。

 福島第1原発の全6基と合わせ、県内の東電の原発全10基が廃炉となる。県などは復興の妨げになっているとして全基廃炉を求めていた。第2原発の廃炉で、東電の原発は柏崎刈羽(新潟県)だけとなる。