プラごみから海守ろう いわきでウミガメ産卵地の海岸清掃

 
新舞子ビーチ海水浴場でごみ拾いを通して、環境保護を考えた参加者ら

 海の環境保護を考えるイベント「ウミガメへの手紙」が20日、ウミガメ産卵の北限域とされる福島県いわき市で開かれ、小、中学生と保護者が、プラスチックごみによる海洋汚染について考え、水環境を守るためにできることを学んだ。

 いわき市で昨年開かれた世界水族館会議のアフターイベントで2回目。県内の小学3年~中学2年の児童、生徒と保護者41人が参加した。

 参加者は、同市のアクアマリンふくしまで岩田雅光統括学芸員からウミガメの生態や海洋汚染の状況などを聞き、2015(平成27)年にウミガメの産卵が確認された新舞子ビーチ海水浴場に移動してごみ拾いを行った。岩田氏は「いわきの浜にも目に見えないマイクロプラスチックごみは上がっている。遠いところの話ではない。街から飛んでくることもある」と話し「ごみを捨てないで」と喚起した。

 学校でプラスチックごみについて学んだといういわき市の児童(10)らは「ウミガメが安全に暮らせる環境にしないといけない」、「ウミガメに選んでもらえる浜にしたい」と意識を高めた。

 イベントはアクアマリンふくしま、福島中央テレビ(FCT)、福島民友新聞社いわき支社などでつくる実行委員会の主催。