福島県合宿!ソフトボール女子日本代表 五輪初戦まであと1年

 
本県入りし福島市の信夫ケ丘球場で練習を行うソフトボール女子日本代表

 来年の東京五輪で金メダルが期待されるソフトボール女子日本代表が、福島市のあづま球場で行われる初戦を1年後に控えた22日、同市で強化合宿に入った。試合会場となる同球場は改修工事中のため、同市の信夫ケ丘球場などで27日まで練習を行う。

 宇津木麗華監督や山田恵里主将(日立)、藤田倭(やまと)投手(太陽誘電)ら23人が参加。初日は霧雨の中、米国を意識した速球対策として男子投手を相手にした打撃や守備練習を行った。

 エースの上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)は4月に打球を受けて顎を骨折した影響で不参加となった。

 23日、25~27日の午前9時~同11時の練習は一般公開される。女子日本代表は昨年6月にも本県で合宿を行った。

 ソフトボールは来年7月24日の開会式に先立ち、22日に全競技の先陣を切ってスタートする。日本は午前9時開始の開幕試合に登場する予定。

 監督、主将「気持ち引き締まる」

 ソフトボール女子日本代表の宇津木麗華監督、山田恵里主将は22日、強化合宿中の福島市で報道陣の取材に応じ、同市で東京五輪の初戦に臨んでいる1年後に思いを巡らせ「緊張感いっぱいで練習した。気持ちが引き締まっている」と語った。

 福島の夏の気候や東京都の選手村からの移動の距離感をつかむため同市で合宿を組んだ。雨天で福島らしくない涼しさだったが、宇津木監督は「雨で滑ってボールにスピンがかかりやすく、選手と会話しながら対策を考えることができ、雨で良かった」と前向きに捉えた。本番を見据え「1年後の今日は先頭に立って勝ちたい。日本のソフトボールは体だけでなく、頭をしっかり使うことで強くなった。頭を使った戦術を身に付けたい」と意気込んだ。

 2008年北京五輪金メダルメンバーの山田主将は「五輪の怖さと勝った喜びを経験し、さらに今回は日本開催で期待が大きく、北京五輪の1年前と比べて危機感と緊張感がある」と告白。その上で「金メダルを取ることが使命。力を出しにくい五輪の舞台なので、どんな状況でも物おじしない強いチームをつくりたい」と決意した。