東北の高校生「富士山頂」に立つ!田部井淳子さん遺志継ぐ登山

 
富士山頂で登頂達成を祝う高校生ら

 77歳で亡くなった登山家田部井淳子さん(三春町出身)の遺志を継ぎ、東日本大震災で被災した東北の高校生が富士山を目指す「東北の高校生の富士登山2019」は24日、静岡県側の富士宮ルート6合目から登山を開始し、本県を中心とした104人の高校生が山頂に到達した。

 生徒たちは午前2時30分すぎ、6合目の山小屋を出発し、昼前には山頂に到着。山頂では、女性のための山の会(MJリンク)が募集した応援登山ツアー客から歓迎を受けた後、記念撮影に臨んだ。

 中島奈津美さん(桜の聖母学院高2年)は「いざ登ると大変だった。みんなで励まし合って登り切ることができたので、今後に生かしたい」と話した。サポートに訪れたタレントなすびさん(43)は「みんな諦めずに最後まで登ってくれた。苦しくても良い思い出」と振り返った。

 プロジェクトは田部井淳子基金の主催、文部科学省や福島民友新聞社などの後援。震災復興支援として毎年行われ、今年で8回目。