来館者2万人突破 30日から後期、県立博物館・「興福寺と会津」展

 

 会津若松市の県立博物館で8月18日まで開催中の福島復興祈念展「興福寺と会津~徳一(とくいつ)がつないだ西と東」は前期最終日の28日、来館者が2万人を突破した。後期は30日から。

 2万人目となったのは同市の渡辺雅之さん(53)と久江さん(52)夫妻。セレモニーでは、星貴文同博物館副館長、興福寺僧侶の南俊慶さんが記念品のガイドブックや興福寺の精進ふりかけ、末廣酒造(会津若松市)と同寺が組んだオリジナルラベルの日本酒などを手渡した。

 渡辺さん夫妻は前期最終日に合わせ、「今のうちに見ておかなければ」と訪れた。音声ガイドも利用し、ゆっくりと見て回った久江さんは「入った瞬間に鳥肌が立った。仏像との近さが驚きで、それによる空気感がすごい。四天王立像(りゅうぞう)の衣には風までも感じられ、当時の空気がよみがえった感じ」と話した。星副館長は「当初の予想より早く2万人を達成できた。お盆期間もあり、後期も大勢の方に来館いただけるのでは」と話した。

 後期は奈良県指定文化財の法相曼荼羅(まんだら)図、重要文化財の成唯識論(じょうゆいしきろん)巻第四など絵画、典籍を前期と一部入れ替えて展示する。