尚志が3位入賞、富山に惜敗 高校総体・サッカー、選手権へ収穫

 
【富山一―尚志】徹底マークにあい無得点に終わった尚志のFW染野(中央)=沖縄県、吉の浦公園ごさまる陸上競技場

 全国高校総合体育大会(インターハイ)のサッカーは31日、沖縄県の吉の浦公園ごさまる陸上競技場で男子準決勝が行われた。本県代表で10年連続12度目出場で初の4強に進出した尚志は富山一に0―1で敗れ、3位入賞となった。

 尚志は前半の決定機を決めきれず0―0のまま後半に突入すると、同28分に失点。その後もゴールに迫ったが追い付けなかった。

 尚志イレブン、チーム力に磨き

 「本番は選手権。そこで過去最高の4強を超えて優勝できたら」。沖縄県で31日、準決勝が行われた全国高校総合体育大会(インターハイ)サッカー男子。本県代表の尚志イレブンは敗れはしたものの、過去最高の3位入賞を果たし、冬の全国高校選手権に向けて大きな収穫を得た。

 気温30度を超す真夏日が続いた沖縄での戦い。チームは総合力の高さを見せながら連戦を勝ち進んだ。

 膝の故障でエース染野唯月(3年)が万全ではない中、2年生ストライカー阿部要門が頭角を現し1、2回戦を突破。神村学園(鹿児島)との3回戦はPK戦でGK鈴木康洋(3年)がシュートを止めて8強。前試合はセットプレーからの3点で準決勝に駒を進めた。

 そして準決勝。富山一戦では、満を持してエース染野が先発出場。前試合から先発5人を入れ替え、押し気味に試合を進めた。しかし後半に一瞬の隙を突かれた。「いいところも悪いところもいっぱい見えた。まだまだこれから」。試合後の仲村浩二監督の言葉には、地力を出し切れていない不満がにじんだ。

 高校生年代で最高峰のプレミアリーグで、Jリーグのユースクラブや全国の強豪校と戦う選手たち。背番号「10」を継いだMF山内大空(3年)は「これまでの尚志とは違ったプレーもしていきたい」と伝統のパスサッカーのさらなる進化を狙う。尚志は最大目標の全国制覇に向け、改めてスタートを切る。