復興拠点整備の「廃棄物」...大熊・処分場で埋め立て方針固める

 

 東京電力福島第1原発事故により帰還困難区域となった地域で出た廃棄物について、環境省などが大熊町小入野にある処分場「クリーンセンターふたば」に埋め立てる方針を固めたことが2日、同省への取材で分かった。同省は5日、処分場を所有する双葉地方広域市町村圏組合と処分場の利用に関する協定を結ぶ予定。

 同省によると、埋め立ての対象は、県内6町村の帰還困難区域に住民帰還を促すため政府が設ける「特定復興再生拠点区域(復興拠点)」の整備で出た廃棄物。家屋の解体や住民の片付けによるコンクリート片などの不燃物が主で、1キロ当たり10万ベクレル以下のものを処分する方針。

 埋め立てが予定されているクリーンセンターふたばは公営として稼働していたが、原発事故後は休止している。同センターは福島第1原発の南西約3キロの帰還困難区域内、中間貯蔵施設の整備予定地内にある。