諏訪神社で資材搬入、無事再建を祈る 浪江・双葉の両竹地区

 
資材を荷揚げする参加者

 浪江町と双葉町にまたがる両竹地区にあり、東日本大震災で倒壊した諏訪神社の再建に取り組む災害被災神社再建・地域復興プロジェクト実行委員会は7日、双葉町両竹の現地で資材の初荷上げ式典を行い、参加者が神社の無事完成を祈りながら資材を搬入した。

 同神社は沿岸部から約1キロ、高さ約25メートルの高台にあり、震災時は大津波から逃れようと、約50人の近隣住民が身を寄せた。今回、被災神社の再建や地域復興に取り組む不動産業の創建(大阪市)が無償で建築、同神社に寄贈する。

 高台のため機械を使って資材を搬入することが難しく、同日から9日まで人力で資材の荷揚げを行い、10月下旬の完成を予定している。

 初荷揚げ式典には、神社関係者や地元住民、大相撲・尾車部屋の押尾川親方ら約100人が出席、参加者は神社の土台などに使われる木材を手渡しで運び入れた。その後、ミニコンサートや相撲教室も開かれた。

 式典出席者で、震災当時同神社に避難した夫妻=浪江町から郡山市に避難=は「自分たちの命が救われたこの神社が再建されるのはすごくうれしい」と話した。