福島・あづま球場に「バス輸送」 五輪観戦へ臨時駐車場3カ所

 

 2020年東京五輪の野球、ソフトボール競技が行われる福島市のあづま球場への観客輸送について、大会組織委員会は8日、球場から離れた3カ所程度に臨時の駐車場を設け、自家用車を利用する観客をシャトルバスで運ぶ案を示した。

 大会組織委や県、福島市、JR東日本、福島交通などでつくる県輸送連絡調整会議が福島市で開かれ、観客輸送について協議した。

 球場周辺のマイカー利用が原則規制されるため、大会組織委は観客が自家用車を駐車場に止めてバスで会場に向かう「パーク&バスライド」を採用。駐車場は球場の北部、西部、南部に設置する方向で地権者と調整を進めており、山形、宮城両県、会津地方、県中地方の各方面から訪れる観客らに利用してもらう考え。

 JR福島駅から球場までの輸送ルートは観客が県道福島微温湯線、大会関係者が国道115号を主に通るルートに決まっている。今後、交通量などを踏まえて駐車場から球場までの輸送ルートも検討する。

 また、大会組織委は球場周辺の規制エリアの案も説明した。球場内は大会関係者以外の車両や歩行者、自転車の進入を禁止し、球場が立地するあづま総合運動公園内は警備員による誘導などで交通を制限する。国道115号、県道福島微温湯線、県道上名倉飯坂伊達線「通称フルーツライン」などは通行可能だが、球場近くを通り抜けようとする車両には迂回(うかい)を促す。