いわきでサモアと和の「融合料理」 ラグビーW杯・ホストタウン

 
完成した「のり巻き」「抹茶のパウンドケーキ」「海と砂浜の和菓子」の3品

 ラグビーサモア代表チームのホストタウンとなっているいわき市が、市産農産物を使った料理で選手団をもてなす「食の交流・創造プロジェクト」で、料理の試作・試食会が10日、市文化センターで開かれた。サモアのイメージと和を融合させた料理3品がお披露目された。

 プロジェクトは、2017(平成29)年8月に市高校生派遣事業でサモアを訪問した平商高卒業生4人が同市の農産物を使ったレシピを考え、ワールドカップ(W杯)日本大会に出場するため9月に来市する選手らに振る舞う計画。選手を歓迎するとともに、風評払拭(ふっしょく)につなげようと、農林水産省有志がサポートしてきた。

 試作・試食会には4人のうち2人=いずれも(18)=が参加した。4人が考案したレシピの狙いは、日本らしさの中にサモアが感じられる料理。市内の調理師、管理栄養士、栄養士が一品ずつ作った。

 具材にいわき産シイタケや南国フルーツのアボカドを加えたのり巻き、抹茶パウダーを練り込んだパウンドケーキが完成。最後に透き通る海をイメージした和菓子のゼリーが出来上がると2人は「思い描いた通りの仕上がり。日本にいる間もサモアを思い出してもらえそう」と感想を述べた。

 完成した3品のレシピは今後、歓迎レセプションが行われるスパリゾートハワイアンズに提供される。