イギリスで日本酒普及、蔵人挑戦に感銘 訪問団が堂島酒醸造所見学

 
酒蔵「堂島酒醸造所」で英国での挑戦を学ぶ生徒ら

 英国を訪問中の県内の高校生らは12日、酒蔵「堂島酒醸造所」を訪れ、日本酒の普及に向けて挑戦を続ける蔵人たちと交流した。

 堂島酒醸造所は、大阪府のビール製造「堂島麦酒醸造所」を母体とし、日本企業が初めて欧州に設立した酒蔵。

 商品の「懸橋(ケンブリッジ)」と「堂島」は、いずれも720ミリリットル入りで価格が1本15万円(1000ポンド)。

 橋本清美副社長は「欧米では日本人が美徳とする『良い物を安く提供する』という価値観は通用しない。日本酒は非常に手を掛けて造るので、素晴らしいお酒であれば15万円でも胸を張れる」と強調。日本酒の普及に向け「日本を代表する酒を世界に広めることは日本の文化を広めること」と挑戦を続ける決意を語った。新地高の生徒(17)は「利益を追求するだけでなく日本酒を広めようとする心に感銘を受けた」と話した。