「多くの人を支えたい」 20歳の誓い胸に刻む、川内・盆の成人式

 
誓いの言葉を述べる新成人代表

 会津地方を中心に福島県内16町村で15日、盆の成人式が行われた。このうち浜通り唯一の成人式となった川内村では、新成人28人中15人が出席し、かけがえのない古里で20歳の誓いを胸に刻んだ。

 今年の新成人は、川内小5年生の際に東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を経験。原発事故に伴い、県内外で避難生活を送り、震災発生時から8年ぶりに旧友との再会を果たした出席者もいた。

 式典は同村コミュニティセンターで行われた。遠藤雄幸村長が新成人代表の大山のぞみさん(20)=福島東稜高看護専攻科2年=に成人証書を手渡し「高い志とたくましいエネルギーを持って、新たな可能性に挑戦することを期待したい」と激励した。

 新成人代表の古内伸幸さん(19)=福島大行政政策学類=が「家族や友人に少しずつ恩返しをするとともに、次は私たちが多くの人を支える存在になりたい」と決意を語った。

 式典後、交流パーティーも開かれ、出席者が思い出話に花を咲かせ、再会の喜びを分かち合った。