慰霊の祈り大輪に込め 「浅川の花火」3200発、夜空を彩る

 
大輪が夜空を彩った「浅川の花火」=浅川町

 江戸時代から約300年の歴史を誇る「浅川の花火」は16日、浅川町で行われ、約3200発の花火が夜空を彩り、先祖や東日本大震災の犠牲者の霊を慰めた。

 祖先の供養花火として受け継がれ、福島県内最古の歴史を持つとされる。町両町青年会の主催、福島民友新聞社などの協賛。

 同青年会が町内を練り歩いて会場まで運ぶ仕掛け花火「大からくり」で幕開け。供養の二尺玉やスターマインなどが次々と打ち上がった。

 震災犠牲者の追悼と絆を願う慰霊花火は「吉祥の白蓮~散華の祈り」がテーマ。町を見下ろす城山の山頂から火花が降り注ぐ名物「大地雷火」で幕を閉じた。