18日で見納め...『仏教の美』 興福寺と会津、観覧午後5時まで

 
来館者でにぎわう会場

 会津若松市の県立博物館で開催中の福島復興祈念展「興福寺と会津~徳一(とくいつ)がつないだ西と東」は18日、閉幕する。閉幕が迫った17日も会場には多くの来館者が訪れ、本県初展示となった奈良・興福寺の寺宝の数々に見入っていた。

 興福寺と会津展は、興福寺から会津を訪れ仏教文化を根付かせた僧・徳一が生きた平安時代初期や、戦乱や災害から幾度も復興を成し遂げた興福寺などに焦点を当てて開催。興福寺が東日本大震災からの復興を願って出展した地蔵菩薩(ぼさつ)立像のほか、国宝の四天王立像のうち広目天と多聞天などが並んでいる。

 この日会場を訪れた喜多方市の佐原病院理事長、佐原元さん(81)と妻の和佳子さん(78)は「徳一が会津に来て、仏教を伝えてくれた縁があるからこその展示。多聞天や広目天は背中まで見ることができて、人の技術力は素晴らしいと思った。吉祥天立像はどこかかわいらしさがあり、印象に残った」と話した。

 18日の観覧時間は午前9時30分~午後5時(最終入場は同4時30分)。一般・大学生1300円、高校生800円、中学生以下無料。午前10時と午後1時30分から、興福寺僧侶による展示解説会を開く。