「千手観音立像」恵隆寺で開帳 立木観音に御利益求める参拝者

 
千手観音立像に手を合わせる参拝者

 会津三十三観音の一つで「立木観音」として知られる国指定重要文化財の千手観音立像が17日、会津坂下町の恵隆寺で開帳され、御利益を求める参拝者でにぎわっている。18日まで。

 中田観音(会津美里町)、鳥追観音(西会津町)とともに「会津ころり三観音」の一つに数えられ、毎年8月17、18の両日の例大祭に合わせ開帳されている。堂内には抱き付くと願いがかなうといわれる「だきつき柱」もあり、信仰を集めている。
 千手観音立像は、平安時代に弘法大師が巨木の枝を切り、根が付いたままの立ち木に像を彫ったと伝わる。高さは約8.5メートルで、一本彫りの木像では国内最大級の高さ。参拝者は像を前に手を合わせていた。

 18日は午前10時と午後2時の法要後、約1時間拝観できる。開帳は例大祭のほか、元日と2月の節分の年3回行われる。