阿武隈川に浮かぶ...「灯籠」6000個 福島とうろう流し花火大会

 
河原に灯籠を置き、先祖や震災犠牲者の霊を慰めた「福島とうろう流し花火大会」=17日午後、福島市・阿武隈川河畔

 福島市の夏の風物詩、福島とうろう流し花火大会が17日、県庁裏の阿武隈川河畔で開かれた。約6000個の灯籠に明かりがともされ、参加者が手を合わせて故人の冥福を祈った。

 原発事故後は、川底などの放射性物質の影響を考慮し、灯籠を流さずに川岸に並べる「万灯供養」を行っている。法要に続いて参加者が次々と灯籠を並べ、目を閉じて手を合わせたり灯籠の写真を撮るなどの姿が見られた。

 毎年参加しているという同市の会社員、男性(63)は、父と次男、長男の妻を弔い、「3人が迷わず天に行けるよう祈った」と話した。