フィリピン女性4人「一人前の職員に」 技能実習生が介護現場へ

 
長谷川さん(中央)から辞令を受けたエンシソさん(左から2人目)ら

 いわき市の高齢者福祉施設が技能実習生として受け入れた、フィリピン人女性4人は間もなく、介護の現場で実習に入る。最長で5年間、介護業務に携わりながら、日本式の介護技術を学ぶ。

 4人を受け入れた福祉団体によると、フィリピン人が介護職の技能実習生として受け入れられるのは全国でも先進的という。

 技能実習生は、アントニオ・グレネット・エンシソさん、コルモ・サム・チャリス・バニコさん、ガダオ・ロセリア・サンポイさん、エバンゲリスタ・リネラン・ラカバさんの4人。エンシソさんらは「たとえ失敗してもそれから学び、一人前の介護職員になる」と話している。

 受け入れたのは、同市の小規模多機能型居宅介護「よつくらタローの家・よつくらの家」と、地域密着型特別養護老人ホーム「しんせつ館ゆもと」。4人は29日まで、茨城県で日本語や介護の基本を学び、30日からそれぞれの施設で実習を始める予定。

 17日には、いわき市のしんせつ館ゆもと地域交流館で辞令交付式が行われた。両施設を運営するタロサ社長で祐寿会理事長の長谷川祐一さんが辞令を交付し「技能を身に付け、自国に伝えてほしい」と激励した。