実践型講義で「未来のエンジニア」育成 いわきEVアカデミー

 
未来のエンジニア育成に向けて開講したいわきEVアカデミー

 いわき市の工業系学生が次世代自動車の基礎構造や製造技術などを学ぶ「いわきEVアカデミー」は19日、同市の福島高専で開講した。受講生は、未来のエンジニアを目指して、経験を積むことでものづくりの大切さを学んでいる。

 市はバッテリー産業の集積と利活用の先進都市実現を目指す「いわきバッテリーバレー構想」を推進している。アカデミーはいわきバッテリーバレー推進機構が委託を受けて展開しており、4年目となる。

 福島高専と平工高から電気、機械系の学生、生徒12人が受講している。この日行われた開講式であいさつした同機構代表理事の庄司秀樹東洋システム社長は「教科書も大事だが、自分の手で分解、組み立てながら知識を高めることも大事。将来の進む道のきっかけを見つけて」と激励した。同日の初回講座ではEVの歴史などについて学んだ。

 同アカデミーは24日まで6日間行われ、次世代自動車開発者育成のためのトレーニングキット「PIUS(ピウス)」を活用するなど実践型の講義で受講生が経験値を上げる。

 平工高電気工学科1年の太田功晟さん(15)は「福島の発展に役立ちたいという思いで、電気について真剣に学びたい」と意気込みを語った。