「顔はめオブジェ」決定!五輪モニュメント 穴に顔つけ写真撮影

 
採用されたモニュメントのデザイン。顔をはめて写真を撮影できる

 2020年東京五輪・パラリンピックに向けた「東京2020復興のモニュメント」のワークショップが19日、郡山市で開かれ、参加した高校生が大会関連施設に設置されるモニュメントとメッセージボードのデザインを決めた。

 県内の高校生86人が参加。モニュメントの制作に当たる東京芸大の学生が紹介した五つのデザイン案の中から、多数決で一つを選んだ。選ばれたのは、穴に顔をはめて写真撮影ができる「顔はめオブジェ」。提案した岡つくしさん(同大美術学部3年)によると「メッセージと、見た人が一体になれるように」というイメージで考案したという。

 また、グループに分かれ、モニュメントに付けるメッセージボードをデザイン。「世界へありがとう」や「未来へ」など、思い思いのメッセージを、色やレイアウトなど工夫を凝らして作った。

 参加した畠山歩さん(ふたば未来学園2年)は「仮設住宅を再利用してモニュメントを作るのは、未来への一歩として良いことだと思う。再スタートを切っている被災地の姿を世界中の人に感じてほしい」と話した。

 モニュメントは、本県と宮城、岩手の被災3県の仮設住宅の窓やドアなどで使われたアルミ建材を再利用して制作。大会期間中は都内の大会関連施設に設置され、大会後は参加選手らのサインやメッセージが追加された上で、来年12月から本県で展示される予定。