吉田富三賞に東大大学院教授・畠山氏 ピロリ菌がん研究で受賞

 

 浅川町出身のがん研究者吉田富三の偉業を記念し設けられた「吉田富三賞」の第28回受賞者に、東大大学院医学系研究科微生物学分野教授の畠山昌則氏(62)が選ばれた。

 畠山氏は北海道北見市出身、北海道大医学部卒。ピロリ菌により産生される細菌タンパク質「CagA」がどのように細胞のがん化を促すかを明らかにした。

 受賞タイトルは「ヘリコバクター・ピロリ感染による胃がん発症機構の研究」。授賞式は、9月26~28日に京都市で開かれる日本癌(がん)学会学術総会で行われる。

 吉田富三賞は日本癌学会と浅川町、吉田富三顕彰会ががん研究者の功績を表彰し、研究の振興を図ろうと設けている。