色あせぬ古関音楽 来春の朝ドラ記念、母校・福島商高生らフェス

 
「オリンピック・マーチ」「栄冠は君に輝く」などを演奏した古関の母校の福島商高吹奏楽部

 福島市出身の作曲家古関裕而、金子(きんこ)夫妻の生涯をモデルに描くNHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の来春放映を記念した「古関裕而音楽フェスティバル」は20日、同市で開かれた。吹奏楽や合唱、ダンスなどを繰り広げ、来場者約400人がいつまでも色あせない古関メロディーの魅力を再確認した。

 同市のロータリークラブ会員を中心に設立した実行委の主催。芳賀裕委員長(国際ロータリー2530地区ガバナー)が「私たちを励ます古関メロディーを心行くまで楽しんでほしい」、木幡浩市長が「古関メロディーを通したまちづくりを進めたい」とあいさつした。

 古関の母校の福島商高吹奏楽部が「オリンピック・マーチ」「栄冠は君に輝く」などを演奏したほか、早大応援部も加わった「紺碧の空」の応援も披露された。福島ハミングコールや福島メール・ハーモニー、福島大混声合唱団などが出演し、「高原列車は行く」「とんがり帽子」「わらじ音頭」などを歌った。最後は「長崎の鐘」の全員合唱で締めくくった。

 同高吹奏楽部の斎藤愛美果部長(17)=3年=は「明るい曲が多い古関メロディーは幅広い世代で親しまれている。来場者の反応を見て先輩の偉大さを改めて感じた」と語った。客席でステージを楽しんだ福島市の来場者(81)=福島商高卒=は「長年、古関メロディーを歌い継いできた。もっと若い世代に浸透させたい」と裾野の拡大を訴えた。