男子単・斎藤V...圧倒!全試合ストレート勝ち 全中バドミントン

 
同級生メンバーと優勝の喜びを分かち合うふたば未来の斎藤(中央)=兵庫県尼崎市・ベイコム総合体育館

 第49回全国中学校バドミントン大会最終日は22日、兵庫県尼崎市のベイコム総合体育館で男女シングルス、ダブルスの決勝などが行われ、男子シングルスでふたば未来の斎藤駿(3年)が優勝した。斎藤は20日の団体優勝と合わせて2冠。

 斎藤は決勝で大垣空也(栃木・横川)と対戦。第1ゲームを21―8の大差で先取し、第2ゲームは21―15で制した。

 ふたば未来勢は、男子ダブルスで池田真那斗(3年)・崎野翔太(同)組、女子ダブルスで伊藤歩(同)・山北奈緒(2年)組が準優勝した。男子シングルスの岩野滉也(3年)と女子シングルスの石岡空来(2年)は3位だった。

 「友の分も」圧倒的強さ

 「仲間でありライバル」。日本一のチームでもまれた日々が、ふたば未来学園中の斎藤駿(3年)を強くした。それを形にしたのは、兵庫県尼崎市のベイコム総合体育館で行われた第49回全国中学校バドミントン大会男子シングルス。22日の決勝まで全ての試合でストレート勝ち。圧倒的な強さで初の全中王座を勝ち取った。

 準決勝と決勝が行われたこの日、斎藤には友と交わした約束があった。それは「決勝で戦おう」。ともにベスト4に進んだ岩野滉也(3年)と誓い合った。残念ながら岩野が準決勝で敗れ、2人で日本一を争う誓いが果たせなくなった。「岩野と戦う目標があった分、決勝では必ず勝とうと思えた」。決勝は友の無念を晴らす場ともなった。

 決勝では、大垣空也(栃木・横川)を寄せ付けず、2―0で勝利。最高の笑顔でチームメートと喜びを分かち合った。

 斎藤が初めて全国の舞台を経験したのは小学4年。その時は8強止まり。日本一を強く意識した。その後、小6で決勝に進んだことがあったが、今はチームメートの池田真那斗(3年)に敗れて準優勝。同じ大会で岩野も3位に入った。

 「中学で日本一を取る」。そう決心して新潟県の親元を離れ、進んだふたば未来。そこには岩野や池田をはじめ、全国から強い選手が集まっていた。「毎日が全国大会。校内で1番になることが難しい」。そう思えるほど充実したバドミントン漬けの生活を送ってきた。

 全中優勝で、昨年9月の全日本ジュニア選手権に続いて自身2度目の全国制覇を果たした。「次はインターハイで勝負だ」。ライバルと共に、再び頂点を目指して歩み始める。