2人乗り自転車『解禁』へ 福島県警、視覚障害者もサイクリング

 

 県警は県道路交通規則を改正し、県内の公道で利用を禁止している2人乗りの「タンデム自転車」による走行を解禁する方針を固めた。23日から同規則の改正案に県民の意見を募り、これを踏まえて今年中の改正を目指す。

 タンデム自転車は、2人分のペダルとサドルが縦列に二つ付いていて、2人乗りの構造となっている。後ろのサドルで乗る人はハンドルを操作しないため、視覚障害者でもサイクリングを楽しむことができる。

 全国で、公道でのタンデム自転車の走行が認められているのは4月現在、24府県。県内では、障害者スポーツの普及や観光利用のため、公道での走行を認めるよう自治体の要望や県議会の質問があるなど、規則改正を求める声が高まっていた。

 改正案では、自転車の乗車人員の制限を除外する規定について「タンデム車に運転者以外の者1人を乗車させている場合」を追記する。県警は「広く県民から意見をもらい、交通規則の一部改正に当たっての参考としたい」としている。県民意見公募は9月24日まで。改正案の概要やパブリックコメントの公募要領は県警のホームページで公表する予定。