「富岡・諏訪神社」復活へ 震災で損壊、参集殿など再建本格化

 
再建が本格化する諏訪神社

 東日本大震災で損壊した富岡町本岡の諏訪神社境内にある参集殿と神輿(みこし)倉の再建が本格化している。23日、現地で上棟式が行われ、氏子らが8年越しの同神社の完全復活を祈った。

 同神社は平安時代末期の創建で、双葉郡内で最古の歴史を誇る神社の一つ。五穀豊穣(ほうじょう)を願う地域住民の心のよりどころとなっていた。参集殿は、参拝者の待合所とお守りなどを提供する施設。並行して神輿倉の再建も進め、11月下旬に完成予定。

 同神社は来年、震災前の恒例行事だった春と夏の例大祭を復活させる方針。宇佐神幸一宮司(65)は「町の復興を願う心から再建できる見通しとなり、大変喜ばしい」と話した。