待望!福島で「生サンマ」初競り 卸売市場に『秋の味覚』入荷

 
威勢の良い掛け声が響いたサンマの初競り=23日午前6時35分ごろ、福島市公設地方卸売市場

 サンマの棒受け網漁解禁を受け22日に北海道で初水揚げされた秋の味覚の生サンマが23日、福島市公設地方卸売市場に入荷され、競りが行われた。同日から県内のスーパーなどで販売された。

 入荷したのは、北海道の厚岸港に水揚げされたサンマ約70キロ。例年並みの大きさで、昨年とほぼ同じ1キロ当たり2500~6000円で競り落とされた。

 棒受け網漁は10日の解禁以降、不漁が続いている。同市場への入荷も昨年より約2週間遅れた。

 全国さんま棒受網漁業協同組合によると水揚げ量の大幅減で卸値は上昇傾向。日本近海への来遊量は昨年を下回り、9月中旬まで不漁が続く見通しという。水産物卸売業の福島丸公(福島市)は「水揚げ量の増加に期待している」とした。