飯盛山「さざえ堂」ライトアップ 戊辰戦争の戦死者弔う鎮魂祭

 
白虎隊士や戊辰戦争戦死者らを慰める鎮魂祭でライトアップされたさざえ堂=23日午後、会津若松市

 戊辰戦争で自刃した白虎隊士や同戦争の戦死者を弔い、平和への誓いを新たにする「8・23鎮魂祭」が23日、白虎隊士が自刃した日に合わせて、会津若松市の飯盛山会津さざえ堂前広場で始まった。高さ16.5メートルの会津さざえ堂や周辺が鎮魂の色にライトアップされ、来場者が先人の築いた礎に思いをはせた。鎮魂祭は24日まで。

 鎮魂祭は、戊辰150年に合わせて昨年始まり、今回は飯盛山商店会、CoderDojoAizu、環境保全会議あいづECAなどが実行委を組織して主催した。

 敗走した白虎隊士がくぐり抜けた戸ノ口堰洞穴の水を使ったマイクロ小水力発電機やEV車の電気を活用し、さざえ堂を舞台照明用のライトや外からのスポットライトで浮かび上がらせた。照明は赤や青など時間によって変化し、暗闇に浮かぶ色で鎮魂の思いを表現した。

 初日は白虎隊19士の霊像が安置されている宇賀神堂での神事をはじめ、剣舞奉納、鎮魂(たましずめ)ライブ、発光ダイオード(LED)を使ったLED鎮魂玉の献燈が行われた。24日は午後5時30分から鎮魂ライブ、同6時ごろからさざえ堂などのライトアップが行われる。