いわきの県道「崖崩れ」...二次被害防止へ大型土のう設置始まる

 
重機を使って崩落現場に土のうを積む業者=26日午後3時30分ごろ、いわき市

 いわき市鹿島町久保の県道(通称・鹿島街道)で24日夜に発生した崖崩れで、県いわき建設事務所などは26日、二次被害防止に向けた大型土のうの設置作業を開始した。30日に作業を完了し、全面通行止めが一部解除される見通し。

 現場周辺は民家や商業施設が並ぶ片側2車線の幹線道路。作業完了後は暫定的に2車線を開通させる。県などは、土砂が崩れた箇所に高さ約2.7メートルの土のうの壁を約60メートルにわたり設置していく。

 市によると、崖崩れに巻き込まれた市指定文化財「久保磨崖仏(くぼまがいぶつ)」4体のうちの一部が見つかった。市は保存場所を移し、今後の対応を協議する。

 また、現場付近の鹿島小教職員や保護者は26日、見守り活動を行い児童の安全を確保するなど対応に追われた。現場周辺には民家が2軒あり、市が開設した避難所などで避難生活を送っている。