地域課題取り組み最高賞 ふたば未来高チーム、集う場づくり評価

 
カフェでの取り組みを紹介した是次さん

 ふたば未来学園高社会起業部カフェチームは、高校生が地域課題への取り組みを発表する「第4回全国高校生ソーシャルビジネスプロジェクト(SBP)チャレンジアワード」で最高賞の文部科学大臣賞を受賞した。

 SBPは、ビジネスの手法を取り入れながら、人口減少など地域課題の解決を目指す取り組み。アワードは23、24の両日、三重県伊勢市で開かれ、21団体が出場した。同チームはポスターセッションとプレゼンテーションによる審査で高評価を得た。同チーム代表の是次美優さん(2年)が登壇し、同校地域協働スペースみらいラボ内に設置されている「カフェふぅ」での活動を紹介した。

 是次さんは、生徒らで一般社団法人「たんぽぽ」を設立し、カフェを運営していることなどを紹介。また、同校が立地する広野町で避難住民の帰還が進んでいることなどを踏まえ、カフェが「地域住民が集う場」としての機能を持っていることを聴衆に伝えた。

 「生徒が法人を設立し、主体的に地域に関わっている事例を皆さんに知ってほしかった」とプレゼンテーションに込めた思いを語った。複数人で発表した他団体に対し、一人で登壇したことも評価されたという。

 是次さんは「一人で緊張したが、受賞できてうれしい。今でも信じられない」と喜びを語った。今後については「新メニューを考案し、地域の人たちが対面できる環境をつくっていきたい」と話した。