福島県の人口...5年ぶりに『社会増』 転入者が転出者を上回る

 

 県が26日に発表した県推計人口(1日現在)によると、本県への転入者が転出者を101人上回り、7月期としては5年ぶりの社会増となった。

 県は外国人研修生の増加などが背景にあると分析、引き続き交流人口や関係人口の拡大に力を入れるとしている。

 2415人の転出者に対し、転入者が2516人だった。県全体の推計人口は前月比826人減の184万6369人(男性91万4499人、女性93万1870人)。前年同月比では1万8417人減で、人口減少が続いている。

 県内59市町村のうち、社会増となったのは28市町村で、多い順に郡山市57人、いわき市48人、須賀川市44人、西郷村33人、矢吹町31人だった。県の聞き取りに対し、複数の市町村が外国人研修生の増加を要因に挙げたという。

 45~54歳の就労世代の転入者も増えており、国家公務員などの異動時期に当たることも背景にあるとみられる。

 2010(平成22)年以降の7月期の推計人口をみると、震災があった11年は避難の影響で転出者が転入者を上回る「社会減」が2502人に上った。その後、13年と14年は2年連続で社会増に転じたが、近年は社会減が続いていた。

 また今回の推計人口では、出生者1081人に対し死亡者が2008人で、927人の自然減だった。