酒気帯びで除去土輸送疑い51歳運転手逮捕 中間貯蔵施設搬入中

 

 東京電力福島第1原発事故に伴う除去土壌を中間貯蔵施設に搬入中、酒気帯びの状態で大型トラックを運転したとして、南相馬署は26日午前9時10分ごろ、酒気帯び運転の疑いで自称南相馬市、自動車運転手、容疑者男(51)を現行犯逮捕した。環境省によると、除去土壌の輸送作業に伴う飲酒運転での逮捕は初めて。

 逮捕容疑は、同市の常磐道南相馬インターチェンジ(IC)入り口で、酒気を帯びた状態で大型トラックを運転した疑い。

 同署によると、同IC出入り口で検問中だった署員が容疑者を停止させて判明した。

 同省によると、容疑者は南相馬市の仮置き場に保管されていた除去土壌約7トンを輸送中だった。

 同省が確認した結果、容疑者の会社は貨物自動車運送事業輸送安全規則で定めるアルコールチェックをしていなかった。

 同省は再発防止策として、除去土壌などの輸送に関係する全ての受注事業者に、アルコールチェックを徹底することなどを指示した。同省によると、県内では現在、1日当たりドライバー約1500人、トラック延べ2000~2400台が中間貯蔵施設への除去土壌の搬入に携わっている。