窃盗、不法残留疑いベトナム人男女逮捕 福島県内で連続万引か

 
福島署が公開した医薬品や衣料品などの押収品

 県北地方のドラッグストアなどが相次いで狙われた窃盗事件を捜査していた福島署は27日までに、盗みと入管難民法違反(不法残留)の疑いでベトナム人の男女2人を逮捕した。逮捕されたのは、いずれも住所不定、無職の男女容疑者。

 同署によると、両容疑者は福島市や伊達市、伊達郡のドラッグストアなど約20店で商品を大量に盗んだと供述しているという。両容疑者は盗んだ商品を群馬県内の拠点に宅配便で送り、別の人物が転売して換金していたとみられ、同署は組織的な事件とみて供述の裏付けなど調べを進めている。

 県警機動捜査隊員が7月18日、両容疑者に福島市内の駐車場で職務質問し、不法残留したとして現行犯逮捕した。両容疑者は技能実習生として入国後、県外の研修先から行方をくらましていた。同署は、両容疑者が車で移動しながら事件を繰り返していたとみている。

 両容疑者の逮捕容疑は、7月16日午後7時30分ごろ、伊達郡のドラッグストアで化粧品2個(計5600円)を盗んだほか、在留期間を過ぎても国内にとどまっていた疑い。

 同署は捜査3課と機動捜査隊と捜査した。同署は27日、押収した盗品約140点(計50万円)を公開した。