ベトナムに県産ナシ出荷 現地スーパー販売へ、JA福島さくら

 
トラックに積み込まれるいわき市産「幸水」が入った段ボール箱

 JA福島さくら(郡山市)は27日、ベトナムへの県産ナシ輸出を開始した。第1弾となるいわき市産「幸水」2トンがトラックに積まれ、同市の選果場から出荷された。9月中旬にも現地のスーパーで販売される見込み。

 2017(平成29)年1月に同国への輸出が解禁されてから3年目の事業。同JAがイオンリテールの協力を受け、同国ホーチミン、ハノイのイオン4店舗で販売する。同国のほか、カンボジア、マレーシアへの輸出も検討している。カンボジアへの輸出は実現すれば初めてとなる。

 同JAは来年1月まで県産ナシの輸出を計画。同市産「豊水」、郡山市産「二十世紀」など計9トンを販売する予定。

 また、いわき市産「新高」は冷蔵保管した上で、ベトナムの旧正月の春節「テト」に合わせ、来年1月中旬に現地で販売する。

 同JAによると、県産ナシはみずみずしく、甘みもあるといい、同国での評価は高いという。人口増加や経済発展が進むベトナムなどでのナシ販売を通し、販路拡大や出荷量増を目指している。

 27日に選果場で行われた出発式では、関係者がテープカットし、ナシを積んだトラックを見送った。