阿武隈川水害の教訓継承を 白河で座談会、水防強化図る

 
出席者が災害対応などついて意見を交わした座談会

 1998(平成10)年に豪雨と台風で阿武隈川が氾濫し、流域に大きな被害をもたらした「平成10年災害」の教訓を語り継ぐ座談会が27日、白河市立図書館で開かれ、出席者が豪雨災害への対応などについて意見を交わした。

 阿武隈川上流大規模氾濫時の減災対策協議会、東北地域づくり協会の共催、阿武隈川サミット実行委員会の後援。

 同災害から20年を迎えた昨年から、災害の教訓を次世代につなぐことや、災害対応を考えるきっかけづくりを目的に開かれている。

 今回は白河地区を対象に開かれ、鈴木和夫市長、高橋広志西郷村長をはじめ、同市、同村の消防団長、町内会連合会長らが出席した。

 座談会では、福島河川国道事務所の担当者が当時の被災状況を説明。出席者らがそれぞれの立場で日常からの災害への備えや、災害時の共助に係る地域コミュニティー強化の重要性、水防強化を図りながら川に親しむ方法などについて考えを述べた。