津波漂着物、不法投棄疑い 楢葉、道路工事の71歳男を逮捕

 

 東日本大震災の津波で生じた漂着物などのごみを不法に投棄したとして、双葉署は28日午前6時10分ごろ、放射性物質汚染対処特措法違反の疑いで、北海道旭川市、会社員の容疑者男(71)を逮捕した。

 逮捕容疑は2017(平成29)年2月7日ごろ、東京電力福島第1原発事故に伴い指定された汚染廃棄物対策地域内で出た廃棄物を、楢葉町前原の道路脇の斜面に不法に投棄した疑い。

 同署などによると、容疑者は県発注の道路新設工事に作業員として携わっていた。建設現場近くに流れ着くなどしていたミニバイクや木くず、廃プラスチックなどを、重機を使って埋めたとみられる。

 同対策地域内で出た廃棄物は、仮置き場に持ち込み、分別してから処分する手続きが必要で、同署は不法投棄に至る経緯や動機などを調べている。