食や酒に絶景「秋・冬観光キャンペーン」 福島県とJR東日本

 
秋・冬の本県観光の魅力をPRする内堀知事(後列中央)や観光PR隊のメンバー

 県とJR東日本は29日、10月から展開する「『福が満開、福のしま』。ふくしま秋・冬観光キャンペーン」の概要を発表した。「食・日本酒」「歴史」「絶景」などをテーマに県内各地で50の特別企画を実施、震災前の98.5%(昨年実績)まで回復した観光客数の一層の増加を目指す。

 県などは2017(平成29)年度から3年間を計画期間に、観光客が減る秋と冬に観光キャンペーンを展開して切れ目のない誘客を図ってきた。最終年の本年度は県内で初めて開催する「ふくしまの酒まつり・味噌醤油(みそしょうゆ)まつり」(福島市・10月26、27日)を目玉企画に位置付け、来場者に本県の豊かな醸造文化もアピールする。

 JR東は「お座敷列車で行く男前落語」「ジパング相馬妙見三社号」などいわき市や相馬地方を巡る企画列車を充実させる。観光客数の回復が緩やかな傾向にある浜通りに人を呼び込み、県の取り組みを後押しする。酒蔵を巡る鉄道スタンプラリーなども企画する。

 内堀雅雄知事、JR東執行役員の坂井究仙台支社長、雨宮慎吾水戸支社長が福島市で記者会見した。内堀知事は「日本一の酒、豊かな食、侍文化を発信していく。まずは震災前の観光入り客を目指し、来年の東京五輪につなげていく」と述べた。