西会津に「古民家ホテル」 蔵や納屋改修、9月1日から営業

 
来場者らに内装の説明をする矢部代表理事(右)

 アートやデザインで地域再生を目指す一般社団法人「BOOT(ブット)」が、古い蔵や納屋を生まれ変わらせた古民家ホテル「NIPPONIA(ニッポニア) 楢山集落」のオープニングセレモニーは29日、福島県西会津町奥川地区で行われた。9月1日から営業を始める。

 「暮らすように泊まれる」宿がコンセプト。改修した蔵や納屋は築約120年で、集落の歴史や文化を感じられる内装とした。蔵や納屋はBOOTの代表理事矢部佳宏さん(41)の所有で、部屋は蔵や納屋に残っていた教科書を紙すきして壁紙にするなど、できる限り昔の状態を残した。

 部屋は全部で三つ。地元の山の名前などを使い、蔵は「高陽(かや)」、納屋には「聖(ひじり)」と「十五夜(みつきの)」と名付けた。

 29日は内覧会も開かれたほか、ニッポニアブランドを全国で行い、古民家再生などを手掛けるNOTE(ノオト)の藤原岳史社長も訪れ、完成を祝った。藤原社長は「楢山集落が同じ悩みを持つ地域の光になってほしい」と語った。

 料金は人単位でなく部屋単位。問い合わせ、予約はメールで。