「福島駅前再開発」22年着工 東口の複合施設、26年春完成目標

 

 JR福島駅東口で進む再開発事業で、商業施設やホテル、マンション、福島市が整備する交流・集客施設を含めた複合施設の着工が、当初の計画の2021年3月から22年春にずれ込む見通しとなったことが29日、関係者への取材で分かった。辰巳屋ビルなど現存の建物の解体から新施設の完成まで3年間とみていた工事期間も4年間に見直し、完成目標は26年春に設定した。

 交流・集客施設の整備を巡っては、市が昨年末から民間による再開発事業との連携を始め、施設の機能や規模などの検討を進めている。民間事業者の当初の想定よりも時間を要していることから、都市計画法に基づく都市計画の決定時期の目標を、今秋から本年度末に変更。着工時期が先送りとなる見通しとなった。

 複合施設のうち、民間が整備する商業施設は、百貨店の中合が入居する方向で検討されているが、市内の複数の企業から出店を希望する声も出ているという。

 辰巳屋ビルに入居するホテル辰巳屋は31日、営業を終了する。同ビルに入る中合福島店は営業を続ける。