「視覚で伝える」新校舎 県立聴覚支援学校福島校で落成式

 
完成した聴覚支援学校福島校の新校舎

 福島県立聴覚支援学校福島校(福島市)の新校舎が完成し、2日、同校で落成式が行われた。学校関係者が児童の特性や発達の段階に応じたきめ細かな教育活動を誓った。

 旧校舎は1958(昭和33)年に建てられ、老朽化や震災の影響で一部教室が使用できない状況が続いていた。

 新校舎は鉄筋コンクリート4階建てで、延べ床面積約2974平方メートル。各教室や廊下にモニターを設置し、県内の特別支援学校で初めて学習教材や校内放送、緊急情報などを文字や映像で視覚的に伝達できるシステムが導入された。補聴器に音声を直接伝えて情報を共有する「集団補聴システム」も完備している。

 落成式では鈴木淳一県教育長が式辞を述べ、児童らが元気に踊りを披露した。