「コンベンション施設」大ホールは1500席想定 福島駅前再開発

 

 福島市のJR福島駅東口で進む再開発事業で、市が民間と連携し整備を検討しているコンベンション(大規模会議)機能を備えた施設の議論が進んでいる。有力案は、老朽化で統合する公会堂と市民会館の2施設の合計面積約1万1千平方メートルの規模を想定。構成は大ホールが1500席程度、展示ホールが1500平方メートル程度で、会議室や練習室、リハーサル室も備える。

 大ホールは音楽などのプロの興行、学会、市民団体・学校の成果発表などに活用。展示ホールは興行・商業イベントやセミナー、展示会などに利用する。仮の事業費は約125億円で、運営のための経費は年間約3億1千万円と試算。年間の施設利用者数は約32万人、経済波及効果は約21億~32億円を見込んでいる。

 市民や各種団体、有識者でつくる基本計画策定委員会が3月から議論を重ね、現在は有力案を含む4案に絞られている。10、11月の会議で意見を集約し、市が基本計画を確定する。民間主導の再開発ビルには、このほか商業施設やオフィス、ホテル、マンション、立体駐車場が整備される予定。2022年春着工、26年春完成を見込んでいる。