「4車線化」優先候補!磐越道若松-安田間、常磐道浪江-山元間

 

 全国の高速道で暫定2車線区間のうち、国土交通省が優先して4車線化を計画する区間について、磐越道会津若松―安田インターチェンジ(IC)間(延長71キロ)で対面通行の区間(同42キロ)と、常磐道浪江―山元IC間(延長56キロ)で対面通行の区間(同34キロ)が最終候補に挙がっていることが3日、分かった。

 4車線化の優先整備区間に選定された場合、国交省や東日本高速道路(ネクスコ東日本)が財源の確保状況を踏まえ、整備事業に順次着手し、10~15年での完成を目指す。

 国交省は4日に開かれる社会資本整備審議会の部会で2区間を盛り込んだ案を示し、了承されれば計画をまとめる方針。

 4車線化を優先させる区間を巡っては、対面通行となっている暫定2車線区間の中から〈1〉目的地までの時間の信頼確保〈2〉事故防止〈3〉ネットワークの代替性確保―の観点から絞り込みを進めてきた。

 磐越道は工事を原因とした通行止めの累積時間が全国でも特に長く、冬季は積雪による事故の危険性が長年懸念されていた。

 常磐道は東日本大震災の復興関連事業などで交通量が増しており、地元からは緊急時の避難路としても機能強化を求める声が相次いでいた。