川俣町、ミツフジ、立命大連携!新産業創出プロジェクト展開へ

 
拠点施設の整備が予定されている川俣町西部工業団地。奥の建物がミツフジ福島工場

 川俣町と、町内に工場を構える銀メッキ導電性繊維の製造販売「ミツフジ」(京都府)、立命館大(同)が同町を拠点に新産業創出などを目指すプロジェクトを展開することが4日、関係者への取材で分かった。産学官で連携を図り、川俣発の新技術を開発し、世界に発信する。2021年のプロジェクト開始を目標に、今後具体的な準備を進める。

 プロジェクトでは、ミツフジの福島工場がある町西部工業団地の空き区画5ヘクタールに拠点施設を新たに整備する。構想の詳細は今後検討されるが、同町ではミツフジ製造のウエアラブル端末を使った健康管理事業が昨年度から町民対象に行われており、新技術開発には「健康・長寿」や「スポーツ」の分野も構想の一つに加わるとみられる。

 新施設はベンチャー企業などにも開放することを想定しており、ベンチャー企業が事業を展開する施設としての機能を併せ持つ。また、町内の既存の企業と協働を進めることも視野に入れており、町は新規事業の創出や雇用の確保、人口増加などの波及効果も期待している。

 京都を拠点とするミツフジと立命館大は、既に包括協定を締結しており、プロジェクトに興味を抱いた立命館大の参画も決まったという。事業の円滑な進捗(しんちょく)に向け、町は立命館大と協定を結ぶ予定で、近く正式に発表する。