幸楽苑、かつやなど展開HDと業務提携 相互に新メニュー開発

 
業務提携を発表する新井田社長(左)と臼井社長=東京・幸楽苑六本木店

 幸楽苑ホールディングス(HD、郡山市)は4日、とんかつ・かつ丼チェーン店「かつや」、唐揚げチェーン店「からやま」などを展開するアークランドサービスHD(東京)と業務提携したと発表した。13日から全国のラーメンチェーン店「幸楽苑」と「かつや」「からやま」の合わせて約1000店舗で利用客に100円分の共通割引券を配り、共同で販売促進に取り組む。

 両社が業態ごとに培ったノウハウを生かして新メニューを共同開発し、11月に発売する予定だ。幸楽苑は「ソースカツ丼」、かつやは「らーめんコロッケ」、からやまは「らーめんからあげ」の提供を計画する。

 幸楽苑HDはアークランドHD子会社と、からやまのフランチャイズ契約を結び、愛知県岡崎市に1号店を出店する。ラーメン店を業態転換した形で、13日にオープンする。不採算のラーメン店を業態転換するのは、ステーキチェーン店「いきなり!ステーキ」、焼き肉ファストフード店「焼肉ライク」に続く試みだ。

 幸楽苑HDの新井田昇社長とアークランドHDの臼井健一郎社長は4日、東京・六本木の幸楽苑六本木店で記者発表会に臨んだ。

 新井田社長と臼井社長はともに46歳。新井田社長は「新しい取り組みにチャレンジし、外食業界に風穴をあけたいという思いで一致した。互いに連携して経営環境やスキルを高め、成長していきたい」と意欲を語り、臼井社長は「世代交代が進む中、同じ思想の人と肩を組み、飲食業を盛り上げたい」と述べた。

 新井田社長は業態転換について「各店舗の立地に応じて最適な業態転換を図っている。節操なく進めているわけではない」と述べた。