室屋義秀ら「3強」決戦!千葉大会7日開幕 エアレース最終戦

 
安定感のあるフライトを見せる室屋=6日午後、千葉市美浜区

 今季限りで終了するレース専用飛行機の国際大会「レッドブル・エアレース」の最終戦、千葉大会は7日、千葉市で開幕する。開幕を控えた6日は練習フライトが行われ、出場選手が機体の仕上がりなどを確かめた。今季の総合優勝争いは事実上、3位の室屋義秀(46)=福島市=を含む上位3人に絞られている。7日に予選、8日に決勝ラウンドが行われる。

 練習フライトは2回計4本の飛行が行われ、室屋は4本とも安定した飛行を見せた。室屋は4本目に最速タイムを出し、1秒のペナルティーを受けたが56秒672を記録。首位と1秒403差で全体の6位だった。トップは総合順位で首位に立つマルティン・ソンカ(チェコ)の55秒269で、上位は55秒台の争いになりそうだ。

 エアレースには世界最高峰のパイロット14人が出場。今季限りの大会終了が決まっており、当初予定されていた全8戦も4戦に半減した。最終戦の千葉大会は、室屋が2016、17年に優勝しているホームで、優勝の期待がかかる。

 逆転総合Vへ上位必須

 室屋義秀は今季、開幕戦と第2戦を連勝し一時は独走態勢に入ったが、第3戦は12位と惨敗。総獲得ポイントで競う年間総合順位も首位から3位に転落し、自力での総合優勝はなくなった。

 総合順位は、首位がマルティン・ソンカ(チェコ)の65ポイント、2位がマット・ホール(豪州)の61ポイント、3位が室屋の55ポイント。上位2人の成績に左右されるが、室屋にもまだ総合優勝の可能性がある。

 室屋が予選と決勝で1位となり最大28ポイントを獲得した場合、ソンカが予選ポイントを獲得しなければ4位以下。予選ポイントを獲得しても5位以下となり、ホールも室屋の総獲得ポイントを下回れば、室屋の総合優勝が決まる。

 台風の影響懸念

 関東地方には台風15号の接近が予想されており、8日の決勝ラウンドへの影響が懸念されている。大会関係者らによると、強風となれば中止の可能性もあるという。