コメ全袋検査始まる 会津よつば、福島県内JAトップ

 
全袋検査を行う関係者

 JA会津よつばは10日、県内JAのトップを切り、2019年産米の全量全袋検査を始めた。会津坂下町の倉庫でこの日検査を受けた全袋が放射性セシウムの検出限界値を下回った。

 県内のコメは15(平成27)年産以降、放射性セシウムの基準値(1キロ当たり100ベクレル)を全て下回っており、早ければ20年産から、全袋検査からサンプルだけを調べる抽出検査に移行する見通し。

 10日は同町で生産されたひとめぼれ168袋(1袋30キロ)の検査が行われた。等級検査も行われ、全て1等米の評価を受けた。県内の量販店で販売される。

 同JAによると、会津地方は天候に恵まれたため、本年産の作柄はおおむね「平年並み」になる見通し。同JAは今年の集荷目標を約7万8千トンとしている。

 同町で行われた初検査・出荷式で、長谷川正市同JA組合長は「豊作の喜びとおいしいコメを消費者に届けたい」とあいさつした。