「JFAメディカルセンター」再開へ 年度内改修など工事完了

 

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、運営を休止しているJヴィレッジ(楢葉町、広野町)敷地内のスポーツ医療診療所「JFAメディカルセンター」が再開する見通しとなった。本年度内に改修などの工事が完了し、再開に向けた準備が整う予定。

 同センターを所有する楢葉町が10日開会した9月議会に、再開に向けた工事費の増額分約80万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提出した。再開時期については、日本サッカー協会(JFA)が工事の状況などを見極めながら決めるとみられる。

 同センターは2009(平成21)年8月に開設。JFAが運営し、磁気共鳴画像装置(MRI)など最新の設備を備え、スポーツ選手らをサポートしてきた。整形外科とリハビリテーション科があり、地域住民も利用していた。

 今年4月にJヴィレッジが全面再開し、今後は静岡県に一時移転しているJFAアカデミー福島の選手も段階的に帰還することから、同センターの需要が高まる見通し。補正予算の総額は、19億7142万円。