環境相に小泉進次郎氏「福島県復興に全力」 安倍改造内閣発足

 

 第4次安倍再改造内閣が11日、皇居での認証式を終えて発足した。安倍晋三首相は衆院当選4回の小泉進次郎元復興政務官(38)を環境相に抜てきした。

 環境相として初入閣した小泉進次郎氏は11日、官邸で記者団に「福島の中間貯蔵(施設)と除染の加速化は東日本大震災の復興に欠かせない」と語り、環境行政をつかさどる立場で本県復興に全力で取り組む姿勢を強調した。小泉氏は原子力防災担当相も兼務する。

 前任の原田義昭氏が東京電力福島第1原発の処理水を「思い切って放出して希釈するほかの選択肢はない」と発言したことについては「(環境相の)所管外で、個人的な見解」と強調。その上で「福島の皆さんの気持ちをこれ以上傷つけないような議論の進め方をしないといけない」と述べた。

 環境省は東京電力福島第1原発事故で被災した県土の環境回復を担い、復興へ重要な役割が求められる。

 「復興はライフワーク」とする小泉氏は自民党青年局長時代の2012(平成24)年2月、毎月11日に被災地を訪問する「チームイレブン」を結成したほか、13年9月から復興政務官として精力的に本県訪問を重ねた。

 福島の再生に全力で挑戦を 安倍首相が起用理由

 安倍晋三首相は組閣後の記者会見で、小泉氏を環境相に起用した理由を「復興に長年取り組んできた方であり、中間貯蔵施設の建設など、福島再生という大きな課題にも全力で挑戦してもらいたい」と説明した。

 海洋プラスチックごみや気象変動などの地球環境問題を巡り「手あかの付いた従来の議論ではなく、若手ならではの斬新な発想での取り組みを(小泉氏に)期待している」と述べた。