居酒屋「あおちゃん家」オープン 飲み屋通して人集まる場所に

 
開店を祝って杯を掲げる青樹さん(左から3人目)と関係者=6日、矢祭町

 矢祭町の中心部に居酒屋「あつまり処 あおちゃん家」がオープンした。店を開いたのは神奈川県出身の青樹雅実さん(58)。「町の人たちが集まる場所になってほしい」。今月6日の開店初日から多くの来店者が訪れた。

 同県小田原市出身の青樹さんは、2011(平成23)年に起きた東日本大震災後、被災地でのボランティアなどを経験。その後、縁あって町の地域おこし協力隊に応募し、同町に移住した。

 移住後は、町が若者らの定住促進や町に貢献できる人材育成を目的に開催した「矢祭未来想成アカデミー」の塾生となり、第1期生として卒業。町に居酒屋が少なく、町民が気軽に集まれる場所が増えれば―と居酒屋の開業を思い立った。町の補助金を受けて開店。店では青樹さんの出身地である小田原市の干物などを提供しており、今後は町名産のアユやユズなども提供するという。

 青樹さんは「店が増えることで町がにぎやかになればうれしい。飲み屋を通して、町を元気にしていきたい」と熱意を語った。開店初日に店を訪れた菊池富夫さん(73)は「雰囲気が良く、とても入りやすい店。町の居酒屋が少ないので、今後も利用したい」などと話した。

 営業時間は午後5時~同11時。月曜定休。開店記念として、9月末までは料理全品を300円で提供する。