『強豪』迫力タックル!ラグビーW杯・アルゼンチン代表練習公開

 
Jヴィレッジで公式練習を行うラグビー・アルゼンチン代表チーム=13日午前

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会に向け、Jヴィレッジ(楢葉町、広野町)でキャンプを行っているアルゼンチン代表は13日、練習を公開した。体と体を激しくぶつけ合う強豪チームの迫力のプレーが地元ファンを魅了した。

 同国代表は10日に事前キャンプ入りし、12日午後からは公認キャンプとしてJヴィレッジに滞在している。練習を公開するのは初めて。選手は約1時間半にわたり、ピッチに掛け声を響かせながら主にゲーム形式の練習に臨んだ。

 練習公開後、Jヴィレッジでアルゼンチン代表を歓迎する公式行事「チームウェルカムセレモニー」が行われた。

 ワールドカップ(W杯)出場の栄誉をたたえようと、W杯日本大会の組織委員会が企画した。選手たちはピッチを見渡せる会場にスーツ姿で入場。地元のならは天神太鼓うしお会の太鼓演奏に合わせ、広野町空手スポーツ少年団が演武を披露し選手を歓迎した。

 国際競技連盟ワールドラグビーのブレット・ゴスパー最高経営責任者があいさつで「今大会はみなさんがラグビー最高峰の舞台で輝くチャンス」と鼓舞。組織委員会の嶋津昭事務総長は「大震災からの復活・復興を世界中に発信したい」と述べ、ゴスパー氏と共にW杯出場の証しとなるキャップとメダルを選手に贈った。

 内堀雅雄知事は「Jヴィレッジは福島復興のシンボル。皆さんがキャンプを行い、大きな力を得ることを期待している」と激励した。

 セレモニー後、ヘロニモ・デ・ラ・フエンテ選手は「(Jヴィレッジは)素晴らしい環境。応援してくれる皆さんのためにも良いプレーをし、国の代表として良い結果を出す」と誓った。

 サモア代表も練習を一般公開

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に出場するサモア代表チームは13日、事前キャンプ地のいわき市で、練習を一般公開した。軽めのパス練習のほか、市民との交流イベントも行い、おもてなしへの感謝を伝えた。

 会場のいわきグリーンフィールドには、地元の小学生や幼稚園児、一般市民ら約1000人が来場。子どもたちはサモア国旗の手旗を振って大きな声援を送った。

 選手たちは円になってパスを回す練習などに取り組んだ。また、ボランティアスタッフとして会場にいたいわき市役所ラグビー部のメンバーらをフィールドに招き入れ一緒にプレー。サモア特有の陽気な人柄も見せた。

 サモアの選手たちは練習後、市民たちとのサイン会に参加したほか、子どもたちとボール遊びなどを楽しんだ。サモアのトゥシ・ピシ選手は「決勝まで進み、最高のパフォーマンスを見せたい」と市民にメッセージを送った。