弥生から平安の住居跡や土器 浪江・鹿屋敷遺跡、21日説明会

 
鹿屋敷遺跡から見つかった古墳時代の土器

 縄文から平安時代まで複数の時代にわたって集落が営まれていた浪江町棚塩の鹿屋敷遺跡の本年度発掘調査で、古墳時代を中心とした竪穴住居跡25棟や土器などが見つかった。県教委は21日午後1時から、現地説明会を開き、発掘調査の成果を参加者に伝える。

 竪穴住居跡は弥生時代、古墳時代の前期と後期、平安時代のものが発掘され、茶わんとみられる土器が赤褐色の状態で出土した。

 県教委は県道広野小高線(通称・浜街道)の整備に伴い、昨年7月から発掘調査を実施。浪江町教委がこれまでに行った発掘調査でも約100棟の竪穴住居跡が確認されており、長期間にわたって営まれ続けていた大規模な集落の様子が明らかになってきた。

 遺跡は棚塩霊園の近くにある。住所は浪江町棚塩字狐塚129の1。現地説明会は予約不要、小雨決行。問い合わせは県教委文化財課南相馬市駐在へ。